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Vol.1 アワード車両の紹介 Porsche 996 編

  • KW
  • 8月6日
  • 読了時間: 3分

更新日:8月7日

かなり時間が経ってしまいましたが、今回はVol.2のメインビジュアルデザインに採用された3台のうちの1台、Porsche 911(996型)Carrera 4Sをご紹介いたします。


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ポルシェの中で初の水冷エンジンを搭載した911としてデビューした996型。

その中で、アワード車両の996.2は2003年モデルの後期型です。

ナローボディーの2WDモデル「Carrera」に対して、「Carrera 4S」は4WDであり、ボディはターボボディと同じワイドボディを採用しています。


オーナーの「なべたか」さんはこの4Sの前に、996.1(前期型1998〜)Carreraをベースにアメ鍛履きのエアサス仕様で1台カスタムしており、すでに996に対する知識と経験を持っています。

その経験をもとに、4Sのカスタムも行っています。

さらに、彼は自ら足回りのカスタムを完了させるほどの技術を持つ、本気のプライベーターでもあります。


この996は、昨年のUncertain Logicのアワードのひとつ、「Behind the Lens Award」を受賞しました。このアワードは、Uncertain Logicの立ち上げメンバーのプロカメラマン2人が中心となり、ファインダー越しに映える美しさやカッコよさを基準に選ばれます。

もちろん、そのカスタム内容がしっかりと作り込まれていることも評価され、選出に至りました。


特に注目すべきは、足回りのセッティングです。19インチ、リヤ13.25Jというワイドなホイールを収めるスタイルで、アウトリップではなく、フェンダーにきちんと収められたセッティングは完璧なスラムドスタイルを実現しています。

ファインダー越しのかっこよさはもちろん、実際に目にした時の迫力は圧巻でした。


ホイールは、ポルシェチューナーとして名高いゲンバラをリバレルしており、ホイールチョイスもポルシェファンを唸らせるポイントとなっています。

足回りのセッティングに目が行きがちですが、車両全体のコンディションの良さも素晴らしく、内外装ともに非常に綺麗な状態を保っています。


外装には、純正ターボ用のリップスポイラーを装着し、USサイドマーカーやリヤバンパー(5マイルバンパー仕様)によるUS化が施されており、目を奪われる雰囲気を醸し出しています。


内装では、RECARO CS(電動)シートの座面をグリーンのタータンチェックに張り替え、目を引くポイントとなっています。また、ステアリングは違和感なく991.2型のものを取り付けており、純正パドルも使用可能にしているため、機能性と見た目の新しさがアップデートされ、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)も高められています。


一見シンプルにまとまっているものの、全方位においてツボを押さえた玄人好みのカスタムが施されており、まさに大人のカスタムカーと言えるでしょう。

改めて、この車両とオーナーのセンスに脱帽です。


Uncertain Logicでは、今後も様々なオーナー様がこのイベントに車を並べたいと思っていただけるよう、アンロジの世界観を育てていきたいと考えています。

エントリーはもちろん、今年は一般来場チケットも販売いたしますので、皆様のご参加を心よりお待ちしております。


引き続き、応援のほどよろしくお願い申し上げます!


UL ProducerKW


Photo by JP STREET: KW


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